先週の水曜日、入門Aクラスに来ていただいたS先生は、なんと練習で親指の爪が
はがれるくらい足の指を痛めたとのこと!痛くてシューズも履けない状態とのこ
とでした。
1週間後、いまだ指は回復されておらず、ジャンプも出来ないといっていました。
練習量が多いので怪我は付き物なのですね。。。お大事に!
と思っていたら、小山先生も怪我とのこと!
小山先生は片手で重い荷物を持ったら大胸筋あたりを傷めてしまったようです。
痛くて腕が上がらず、急遽、パドシャのレッスンがある木曜日のセットアップを
私が手伝うことに。
理由を聞いたら、どうやら持ち上がるだろうと思って横着して荷物を締まってい
るとランクを片手で持ち上げてしまったとのことです。
前から私は気になっていたのですが、バレリーナの身体になっている人は、腕を
上げたり何かを持つ動作をするとき、どうしてもアンバ、アンナバンの形になっ
てしまっている!ということです。
そのため、ひじを張って、脇があいている状態で物を持つ癖が付いているようで、
力を入れにくい状態で物を持つ傾向があるようです。
ためしに私もアンナバン状態で同じトランクを持とうとしたのですが、痛くてやっ
と持ち上がる程度でした。
小山先生はなぜ、コレを片手で出来たのだろう?と不思議に思うくらい普段と比
べると全然力が入りません。
ですが、そのくらいバレリーナの身体というのは一般の身体と違ってしまってい
るということでしょう。
長年の努力・努力による賜物がそこにあると改めて先生たちの継続してきた時間
に頭が下がる思いでした。
小山先生には、重いものを持つときは、癖が付いてしまっているので逆に、物に
近づいて脇を閉めて持つように「意識して」やってください、と助言をしました。
普通の人なら「無意識」にやることを、意識しないと出来なくなってしまってい
るなんて妙なことですが・・・^^;