明治のチョコレート風になっている山手線でチョコのCMを見ていたら思わずコンビニ買ってしまったtokutakeです。
あそこまでやられると、、、買ってしまいます!広告事業部の方は大成功を収めているのでは?!
シルバーウィークに京都は比叡山、延暦寺に行ってまいりました。
延暦寺、、、ここ10年くらいで一番感動を覚えた場所かもしれません。
いいですよ〜!!
比叡山は秘境のようなイメージがあって行くのも遠いのだろうと勝手に思い込んでいましたが、京都駅からバスで1時間です!
なんて近い!コレが京都のいいところですね。
途中、琵琶湖が眼下に見えるところでは運転手がスピードを緩めてくれます。
乗客から「わぁ〜!」と感嘆の声が漏れてきます。
延暦寺とはいっても「延暦寺」なるお寺があるわけではありません。
大小のお寺を総称して比叡山にあるお寺を延暦寺というそうです。
登山電車の到着地点でもある、東塔(トウトウ)へ着くとTシャツ姿のお坊さんの姿がちらほら。
さすが全国のお坊さんが修行しに来る場所ですね。
私、延暦寺の意義深さを全く知らずに来てしまったのですが、そういう人のために、いくつもの大きな看板にどういったお坊さんがどのように修行したかが書かれています。
なんと、歴史の教科書に出てくるスター級のお坊さんはほとんど延暦寺で修行していたではありませんか!!
一例を載せると、
臨済宗の栄西
浄土真宗の親鸞
浄土宗の法然
曹洞宗の道元
日蓮宗の日蓮
時宗の一遍
私のように歴史に疎い人でも一度は聞いたことある名前ですよね。
この人たち、全員、それぞれの宗派の「開祖」ですよ!
凄くないですか?!
もう私の中での延暦寺の株は大高騰です。
そして気になるのがその延暦寺のトップのお坊さん。
それが天台宗の開祖、最澄さんだったんですね〜。
真空と天才
(真言宗:空海、天台宗:最澄)
などと語呂合わせで覚えた方もいらっしゃるのでは?
しかしこんなものをいくら覚えても頭にしか残りません。
歴史は身体を使って触れたとたん、スッと胸の中に入ってきます。
少なくとも私にはそう思えました。
延暦寺は、メインの東塔・西塔・横川(よかわ)と大きく歩けるポイントが3つに分かれており、それぞれ離れているのでバスで移動します。
一番奥の横川にはひっそりと最澄のお墓が佇んでいます。
見学客も誰もいなく、シルバーウィークの喧騒から離れることが出来ました。
周りは山の斜面と木々で覆われていてすっぽりとその空間がダケが存在するような場所です。
静かで木漏れ日が差し、気持ちの良い風が吹いていました。
お土産に「元三大師の念誦」を購入。
社寺では当たり前にある「おみくじ」の創始者で、悪魔祓いが得意だったとか。
自ら鬼になって悪魔を追い払ったので、そのときの姿が護符となって売られていました。
パワーストーンのブレスレットはどうも胡散臭さを感じてしまうのですが、ここでなら!と思い切って購入しました(笑)。
歴史の重み、琵琶湖の景観、マイナスイオンだらけの落ち着いた比叡山、私にとっては想像とは全く違う世界を堪能できて人生の思い出になりました。
京都に行かれる方は是非いってみてください。
お勧めです!