第21話 聖母シロのお話
〇月〇日
シロでございます。1年に2〜3回の出産を繰り返し、生涯何十匹もの子猫を育てて
まいりました。
全身真っ白(一部ブチがありますが)なことから、「聖母シロ」と呼ばれております。
人間さんたちからすれば、よくそんにゃに子が産めるもんだにゃ〜!と思われるかも
しれませんが、わたくしどもは、自然に従って生きているだけですので、たび重なる
出産、子育てもにゃんの苦ではにゃいのです。
オスネコに求愛され、それを受け入れた結果赤ちゃんが生まれ、母猫となったからに
は最大限の愛情を注ぎ子猫を育てるまでにゃのです。
人間さんたちのように、もうくたびれたにゃ〜!あきちゃったにゃ〜!などとは思わ
にゃいのですよ。
ニャハハ〜!
でも人間さんたちの生きる社会はにゃかにゃか複雑で大変です。
ニャンコたちのようにシンプルにはいかにゃいのでしょうね。
人間さんたちも、だれもが自由に愛の心で自然の恵みをいっぱいに受けながら、幸せ
に生きていけたら、どんにゃにいいだろうかと思いませんか?
人間さんたちはこの世界を動かすのは政治や経済であると思いこんでいるようです。
でもそれは一部の権力者が大多数の人間さんたちを洗脳し利益を得るために作り上げ
た虚構にしかすぎにゃいのです。
政治や経済で戦争や貧困がにゃくにゃったでしょうか?
すべての人間さんが幸福ににゃれたでしょうか?
政治家さんたちが経済がよくなれば世の中がよくにゃるにゃんて言ってるようですが、
本当にそうでしょうか?
経済的利益を上げることが最大の価値だとしたら、人間はいつまでたってもすべての
人が幸福に生きられる世界を築くことはできにゃいでしょう。
利益のために生きるのではなく、愛に生きるのです。
宇宙の絶対的調和の中に生きていくのです。
利益のために動く社会であるかぎり、犯罪も戦争も貧困も、あらゆる悪が消えること
はにゃいのです。
ニャンコをはじめとする人間さん以外の動植物も自然も人間さんたちのエゴのせいで
だいぶヒドイ目にあっています。
でも動物たちは人間さんを恨むことはありませんよ。
それどころか人間さんたちを守るために命さえ差し出しているのです。
現政権を担っている政治家さんは地球規模で変革期を迎えているというのに、その流れ
に逆行するかのような舵取りしかできないようだにゃ。
一部の有力者だけが大きな利益を得て、大部分の人は貧困に陥っていく経済政策をとり、
戦争にも参加できる方向づけをし、情報は公開せず、人間さんたちひとりひとりに
番号をつけて管理しようとしているにゃ。
まさにこれはダークサイド、闇の復活であることが暴露されてきているのだにゃ。
賢明な人間さんたちはもう見抜いていると思いますが、こんにゃに多くの国民に支持
されていにゃい政権を存続させることにゃどあってはにゃらにゃいにゃ。
政治や経済が世の中をよくするのではにゃいのだにゃ。
そういう洗脳からは脱皮してほしいにゃ。
あにゃた方ひとりひとりの良心が結集して、愛による運営を基本にこの世を作ってい
ってください。
本来人間に地位などにゃいのです。
国王や政治家が偉い人ではにゃいのですよ。
ひとりひとりが異なる個性を持ち、それぞれの役割を等しい価値を持って分担してい
るのだにゃ。
みなが尊敬しあっていて、そこには憎しみも蔑みも嫉妬もにゃいのです。
この地球の空も海も大地もだれのものでもにゃいのです。
所有権にゃどだれが決めたのかにゃ?
皆でその恵みを感謝して仲良くシェアすればよいのではにゃいかにゃ?
そんな社会であれば、犯罪も戦争もにゃくにゃるのではにゃいですか?
経済的利益のために動く世界では闇が常にはびこるのだにゃ。
すべての人間さんが幸福に暮らせる世界を作ることはできません。
従来の人間さんたちの凝り固まった固定観念から解き放たれた、高次元の新しい人間
さんたちが増えていくことが重要だにゃ。
この地球の次元上昇は皆さんひとりひとりの覚醒にかかっているのだにゃ。
メスの皆さんはこうしたことがよく理解できるはずです。
一部オスの権力者の手下になってしまうメスさんもいるようですが、メスの皆さんと
新しいタイプのオスさんたちが手を結んで闇を倒していってください。
わたくしシロもかげにゃがら応援しております。ニャハハハ!