ニャンコダンサーズのニャンニャン日記(44)
第43話 マロン姫のお話し
○月○日
人間の皆さん、こんにちは〜! マロンです。
今回はまたわたくしがお話しをいたします。
ニャンコダンサーズは人間さんを覚醒させ、この地球が愛と平和の惑星
に生まれ変わるべくお手伝いをするために遠い星からやってきました。
人間さんたちはいわば隔離された地球の人間界という檻の中で、人間と
はにゃにか、宇宙とはにゃにか、真実を知らない状態で固定観念に縛ら
れて長いこと生息してきたにゃ。
昔はあにゃたたちは地球が球形であることも知らず平らなテーブル状
ににゃっているのだと信じていたそうだにゃ。
地球が太陽の周りをまわっている、にゃんて言い出した人間さんは処刑
されるほどの騒ぎだったそうだにゃあ。
やれやれ。でもこれは過去の話ではにゃいのですよ。
現在でも依然として、人間さんたちはこれと同じレベルで人間や宇宙の
真実を知らずに、固定観念に縛られて生きているのだにゃ。
あにゃたたちは自分が生まれる前のことも、死がなんであるかも知らに
ゃいのだにゃ。
わかっている人間さんもまったくいにゃいわけではありませんが、あに
ゃたたちの科学では証明できにゃいということで、真実かどうかははっ
きりしにゃいということににゃっているのだにゃ。
あにゃたたちが、おとぎ話、ファンタジー、SFにゃんていうくくりで、
現実ではないとみなしている世界こそ真実の世界だったりするのだにゃ
あ。
逆にあにゃたたちが今現実だ、真実だとみなしている世界や事象は幻想
だったりするのだにゃあ。 ニャハハハ!
さて、この国の人間界では政治のトップリーダーの地位にあるオスさん
とそのパートナであるメスさんと、だいぶ時代錯誤的な教育理念を掲げ
た学校法人との関係が大変な問題ににゃり連日報道がにゃされています。
このリーダーさん、数年前に今の地位についたようですが、当初より、
少し偏った政治思想が見え隠れしていたようだにゃ。
今は批判を気にしてか、また支持を失ってはヤバイニャ、と思ったか、
少し控えめにはにゃりましたが、最初のころは、それこそ言論の自由や
報道の自由も脅かしかねにゃいこともあったようだにゃ。
また多くの国民さんたちの反対の声も無視して、数の力で強行採決し、
法案を通すようなこともあったにゃ。
選挙で勝ったからといって政権与党がにゃんでもやりたいようにやって
いいというわけではにゃいにゃあ。
民主主義国家においては、政治家さんは一般市民さんたちの意志を政治
に反映する代行者として選ばれたにしかすぎにゃいのだにゃ。
ところが権力者のポストにつくと、とたんに錯覚し始めるのだにゃ。
まわりの人間さんも、地位が高い人を持ち上げペコペコかしずいたりす
るにゃ。
自分がエライのだと勘違いして、一般市民の幸福のために奉仕しにゃけ
ればにゃらにゃいことにゃど忘れてしまうのだにゃあ。
よっぽどの聖人でもにゃい限り凡人さんはたいていこうにゃるにゃ。
困ったものだにゃ〜。一番上の者は一番下で皆に仕えにゃければにゃら
にゃいのです。
およそ自分を高くする者は低くされ、自分を低くするものは高くされる
のだにゃ。ニャハハハ〜。
今回の事件もこのようにゃ背景から生じたことは間違いにゃいにゃ。
すべての結果は自分自身に原因があるのだにゃ。
ですが政治家さんたちは口が達者だからにゃ。嘘もつくでしょう。
戦前の日本は天皇さんを頂点とする一部の支配階級が牛耳る国だったの
だにゃ。
大多数の一般庶民さんは選挙権もにゃく自由も平等もまったくにゃかっ
たにゃ〜。
メスさんたちはオスさんたちに従属するしか生きるすべはにゃかったの
です。
そのような庶民さんたちは時の権力に対して反対意見を言おうものにゃ
らすぐにつかまり、拷問、処刑だったのだにゃ。
その延長線上にあの悲惨極まりにゃい戦争があったのだにゃ。
そうした歴史をちゃんと把握してにゃいから、「○○勅語」にゃどを掲
げる小学校創設を愚かにも支援したりするんだろうにゃ。
心の教育を重視したいにゃら、本物の偉大な聖人さんの言葉を勉強させ
たらどうにゃのかにゃ?
権力者の支配する社会を維持するための教育にゃんて、偽物にゃのです。
光を装った闇にゃのです。
人間さんたちには、くれぐれも「光を見抜け!」と強調しておくにゃ!
正直者、善良な人間さんほどだまされやすいのです。
闇を見破るためには、闇の手口をよく知り、勇気を持って戦わにゃけれ
ばにゃ!
人間さんたちは自由に自分自身を生きて、光り輝くためにこの世に生ま
れてきたのだにゃ。
誰かの言いなりににゃって不幸を味わうために生きているのではにゃい
にゃ。
ニャンコダンサーズはいつも善良な人間さんたちの味方にゃのだにゃあ
〜!
ニャハハハハ〜!
- 2017.03.24 Friday
- バレエと日常
- 23:21
- comments(0)
- trackbacks(0)
- -
- by 小山 真舞